育児休業の実態について考える

育児休業

育児休業

法律に基づいて取得できる育児休業は、女性だけでなく男性も取得できる権利があります。育児休業を取得したイクメンのドキュメンタリー番組が放映されたりもしますが、男性の育児休暇はテレビ番組として成り立つほど、日本ではまだ珍しいということでしょう。それでは女性の育児休業の活用状況の実態はどうなのでしょうか。

育児休業とは

産後、子供の1歳の誕生日の前日まで連続して休める制度で、国が定める育児・介護休業法にもとづき、男女問わず取得できるものです。休業期間中は、給与減額または無給となりますが、育児休業給付金の支給を受けることができます。会社ごとの取り扱いの違いは就業規則や育児休業規定などで定められていますので確認しておきましょう。少子化対策の一環で、今後3年まで延長される可能性もあります。

育児休業の取得率

出産前に仕事をしていたママさんは、多くの人が取得していますが、全体の7割は出産前に退職しているようです。現実問題として、会社側は育児休業期間中は人の補充もしづらいため、その分の仕事が他のメンバーに回され負担が増えるなどの問題を抱えることになります。そのため、この制度を有効活用するためには、経営者や上司はもちろんのこと、同僚たちの理解と協力が不可欠になるのです。「国の制度として決められているから、拒否もできずやむをえず」という姿勢の職場である場合、もっと言うと「本音としては退職してもらいたい」と思っているような社風である場合、残念ながら育児休業を取得することは本人自身が精神的につらくなり断念するケースも多いようです。そのような社風である場合、仮に育児休業を取得した後に復帰しても、しばらくは違和感のある日々を送ることになるのかもしれません。

育児休業の期間

育児休業を取得した多くのママさんは、9ヶ月以上の期間を取得しているようですが、前述したとおり、育児休業に対する会社の姿勢はまちまちです。まだ実態としては消極的な企業が多いことも事実です。そのため、仕事や会社の状況によっては、それよりも短くなってしまうことも多いようです。なお、育児休業を取得した人のうち、8%は3ヶ月以内、9%の人が6ヶ月未満で、14%の人が9ヶ月未満で復職(または退職)しています。

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